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TAKoOME 言葉足らずBKK

バンコクに住んでる人


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バンコクには沢山の田舎から出稼ぎに来ている人がいる。
オップのような「お手伝いさん」「タクシー運転手」「建設労働者」
当然、「会社員」「店員さん」など、とにかく働いてる人。
バンコクを支えてる労働力は「北からの出稼ぎ人」が多い。

ここの「出稼ぎ」は、日本とはちっと違う。冬の間だけとかのスタンスの短いものではない。
「働ける間」とゆう長い時間のものだ。そのまま住み付く人も多くいる。
子供が出来れば、田舎の家族が育てる。両親はバンコクで稼ぎ、お金を送る。
田舎は自給自足して、送られてくる少ないものでやりくりをする。
その両親も45歳ぐらいを境に田舎へ帰って、よく言えば、次の世代のサポートにまわる。

両親と一緒に暮らしてるわけではないから、子供はワガママを言えない。
なおかつ、両親が離婚、死別になれば、赤の他人が育てる、とゆうことも珍しくない。
このようなことは、よく書かれていたりするけども・・・・・田舎の実態はかなり、過酷な生活を送っているよう。

稼ぐことが出来る年になると、、親戚、知り合いを頼ってバンコクに出てくる。
とにかく寝る所がなかったら寺へ行ったり、野宿になったりもする。仕事はなんでもする。
小金を溜めて数人で部屋を借りる。もっと溜めて独立する。
この間、稼ぎの一部を田舎の家族に送る。ここらへんは中学校までしか行っていない人たち。

もう少し恵まれている人たち。
高校まででれば、あとは自分しだいで専門学校から通信、夜間の大学と勉強できる。
働いて稼ぐ、お金を送るor家に入れる、学費を稼ぐ、なおかつ少し遊ぶ。
これを繰り返してMaster corseまで行く女の人は結婚、しないでキャリアまっしぐら!

恵まれているバンコク人
お金にも不自由せず、買いたい放題、したい放題。
とにかく、「コン・クルンテープ」(バンコク人)はワガママなのだ。
このバンコクの金持ちに関しての情報を私は持ち合わせていない。
なぜなら、お金持ちにお友達はいてないから、子供の学校へ行けば、法外な金持ちは、たくさん居る。
金持ち情報は、あくまでも子供からの情報です。

最近、「バンコクはバブル」だそうだ。
確かにバンコク人の金回りの良さには驚く。私なんぞ、足元にも及ばない。

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オップの場合
両親ともども早くになくなって、学校の先生や近所の人たちに助けられて中学を卒業し、
姉を頼ってバンコクへ、最初は姉の所へ行きつけず、寺で数日を過ごす。
久しく会っていない姉に会って、始めて買ってもらった「ミカン」の香りに涙した。

「あのミカンの香りがすごくいい香りで忘れられない」

その彼女、せっせと我家から出て古着を田舎に送っている。
給料の次の日は「タンブン」(布施)と称して
お金やお菓子を同級生でお坊さんになった人(学校の先生)に送っている。


「自分がいろんな人に助けてもらったお礼だよ!」

だから、せっせと自分主のを整理して私はオップにあげています。
by tko_turezure | 2005-06-04 21:10 | タイの○○